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SUSPENDED FIGURE

AYAKO MARUTA

JAN 30, 2008 – AUG 17, 2008

CONCEPT

アーチと柱による、古典的な空間の形態を、天井から吊り下げられた工事現場用ケーブルとランプシェードの集合によって模した空間。本来、アーチ空間とは、地面から重力に逆らって積み上げられる。しかし、この空間では、本来はアーチの荷重を支えるべき柱が宙に浮いており、アーチは途中で断ち切られても崩壊しない。アーチと柱に見えるものは、天井から独立して吊られたケーブルとランプシェードの集合でしかないからだ。けれども人々は、この空間に、慣れ親しんだアーチのイメージを重ねる。ゆえに、工事用のランプシェードを、柱を飾る装飾と感じとり、切断されたアーチや、宙に浮いた柱に不自然さを覚える。その感覚は、我々がもつ形態に対するイメージや固定概念の強さを示しているといえる。

Material
工事用のケーブルとランプシェードはデニムから喚起された素材である。
デニムは作業着として誕生し、ファッションアイテムへと進化してきた。
その歴史は色落ちやビンテージなど、新しい美意識や価値を創造でもある。
この提案は、デニムの歴史と同じように、粗野な素材に潜んだ新しい美意識を示そうとしたものである。

BIOGRAPHY

  • 丸田 絢子 (マルタ・アヤコ)

    http://maruta.sub.jp

    1978
    • ・ 新潟生まれ
    2001
    • ・ 東北大学工学部建築学科卒業
    2003
    • ・ 東京芸術大学大学院美術研究科建築専攻修了
    2003-06
    • ・ 青木淳建築計画事務所勤務
    2006
    • ・ 丸田絢子建築設計事務所設立

    Awards

    2007
    • ・ JID デザインアワード 2007 新人賞
    • ・ グッドデザインアワード 2007

VIEW WORKS

タイトル
Suspended Figure (サスペンデッド・フィギュア)
アーティスト
丸田 絢子 (マルタ・アヤコ)
会期
2008年1月30日(水) - 2008年8月17日(日)
会場
DIESEL DENIM GALLERY AOYAMA 1F
キュレーター
高橋 正明 / ブライスヘッド
キュレーター
高橋 正明 / ブライスヘッド
オランダのインテリア誌Frame、建築誌Markをはじめ、海外の雑誌に、建築、デザイン、アートについて書いている。1987年渡独、ベルリンで油絵を学んだあと、ロンドン・メトロポリタン大学、ニューヨークのF.I.T.、ニューヨーク大学で学ぶ。1996年編集プロダクション「ブライズヘッド」を設立、各種書籍の企画、制作、取材、執筆を行なう。著作は、「Japan The New Mix」「World Hyper Interior」「次世代の空間デザイン21名の仕事」「Design City Tokyo」他多数あり、国内外の出版社から刊行されている。

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Photo:shuto mikio

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