EXHIBITION
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INTERVIEW

MAKE UP

AYAMI NISHIMURA BY RANKIN

AUG 24, 2012 – NOV 9, 2012

CONCEPT

DIESEL ART GALLERYにて、UKを代表するフォトグラファー Rankinと、メイクアップアーティスト Ayami Nishimuraが初のコラボレーションアート作品を展示します。ビューティーをコンセプトとする撮りおろしの作品は大型写真集「Ayami Nishimura by Rankin」として発表されます。今回のエキシビションでは、100点以上にもわたる写真の中から厳選された20点を超す作品に加え、2人のコラボレーション作品をビデオにまとめた映像も上映予定です。

CONCEPT
このプロジェクトのメイクのテーマは「Cyber」。Ayami Nishimuraが今、最もぴったり感じるテーマ、サイバーをいろいろなメイクアップで表現してみました。時代はものすごい速さで移り変わり、今やコンピューター、携帯、i-Pad抜きの 世界は考えられなくなりました。私たちの住んでいるファッションの表現も随分変わり、撮影はデジタル、そして動画やムービングイメージの需要が増えました。そんな変化を「Cyber」というテーマを通し、Ayami Nishimuraが興味のある 物、好きな物、色、質感を自由に使い、感じるまま次々にメイクしています。様々に彩られたモデル達を、フォトグラファーであるRankinが撮りおろします。

会期中、DIESEL ART GALLERYでは、写真集「Ayami Nishimura by Rankin」に加え、この展覧会の開催を記念して作られたオリジナルグッズも販売します。

BIOGRAPHY

  • AYAMI NISHIMURA (アヤミ・ニシムラ)

    http://ayaminishimura.com/

    兵庫県姫路市出身。93年に渡英し、現在UKに在住。
    10年間の東京とロンドンでの美容師としてのサロンワークを経て、セッションメイクアップにキャリアを移行。その才能が高く評価されていく。
    最初のブレイクはDazed & Confused 誌、 2005年5月号フォトグラファーMariano Vivancoのメインファッションストーリーへの参加。それをきっかけに、次々と Dazed & Confused、10magazine、i-Dなど英国誌を中心に作品を発表。そのカラフルで グラフィカルでありながら同時にクラシッ クな美しさも携える、独自のスタイルを築き上げる。アーティストKylie Minogue、Kellis、Lady GaGa、 M.I.A等とレギュラーで撮影やステージ、ビ デオのメイクに参加する。
  • RANKIN (ランキン)

    http://rankin.co.uk/

    UK出身。フォトグラファー。
    深く被写体の内面に入り込み、まるでその中身 をえぐり出すようなダイナミックなポートレートを撮り続けるRankin。 Jefferson Hackと共にDazed & Confused誌を設立したほか、90年代初期からPulpやBlur に代表されるBrit-POPバンドや Kylie Minogue、Bjork、Madonna 達POP界の女王をつぎつぎに撮りおろし、またエリザベス女王、トニー・ブレア前首相、ゴルバチョフ、ケイトモスなどセレブリティを撮影したフォトグラファーでもある。
    パワフルなイメージの数々は自身の個人的興味対象から広告キャンペーンまで幅広く、Nike の広告からチャリティ団体Woman’s Aidのキャンペーンまでいろいろな分野で写真家Rankinの 独自の地位を築き上げてきた。 フォトグラファーとしてのキャリアに加え、Rankinは映画監督Chris Cottam とのフィルムコラボ活動 「Rankin & Chris」としてミュージックビデオ、TVコマーシャル、映画を幾つか発表している。

VIEW WORKS

タイトル
MAKE UP (メイク・アップ)
アーティスト
Ayami Nishimura by RANKIN
(アヤミ・ニシムラ・バイ・ランキン)
会期
2012年8月24日(金) - 2012年11月9日(金)
会場
DIESEL ART GALLERY
WEB
www.diesel.co.jp/art
住所
東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1F
電話番号
03-6427-5955
開館時間
11:30 - 21:00
休館日
不定休
キュレーター
Kimiko Mitani Woo / MW Company
協賛
株式会社フレームマン
株式会社サンエムカラー
キュレーター
Kimiko Mitani Woo / MW Company
インディペンデントアートキュレーター、アートプロデューサー。Wieden + Kennedy Tokyoにてナイキの営業担当として勤務した後、2008年5月に独立。 Akasaka Art Flower 08、Nam June Paik Art Center Opening出品作家のマネジメントなどに携わり、2009年2月にMW Companyを設立、東京と上海を拠点に本格的なアートプロデュース活動を開始。既存のアートシーンの枠組みを超えた新鋭アーティストの発掘及びユニークな幅広い分野での作品発表の場をプロデュースし、東アジアのアートシーンの発展に努める。主な仕事は、DIESEL DENIM GALLERY AOYAMAでのアート展や文化庁メディア芸術祭のPR、クリエイションギャラリーG8での若手中国人デザイナーグループ展など。

INSTALLATION IMAGES

Photo : KEN KATO

Photo : KEN KATO

Photo : KEN KATO

Photo : KEN KATO

Photo : KEN KATO

Photo : KEN KATO

INTERVIEW

AYAMI NISHIMURA
Special Interview

--まずはじめに自己紹介をお願いします。
メイクアップアーティスト、ロンドンをベースに世界中を飛び回っています。

--メイクアップアーティストになったきっかけは?
高校卒業後 上京し、美容師としてサロンで働き始めました。6年程務めた後 憧れのロンドンに渡りVidal Sassoonで3ヶ月のコース終了後にIsligtonにあるサロンで3年程働いていました。ちょうどその頃に新人写真家たちと知り合って彼らのテスト撮影にヘアとして参加し始めました。そういう撮影では特に誰もメークをやっていなかったので見よう見まねで始めたのが最初です。今はもうヘアに触る事もなくなりましたね。

--DIESEL ART GALLERY “MAKE UP” AYAMI NISHIMURA by RANKIN展について教えてください。
初めての写真集出版です、この本のテーマは’Cyber’, 2年半かけた傑作集はかなりの自信作です。カラフルでパワフル、今までにない新鮮で突飛なアイデアを充分楽しんで頂けると思います、皆さんを私と一緒にfantasy worldへお連れします。

--UKを代表するフォトグラフファーRANKINと知り合ったきっかけは? また、どのような人物ですか?
確か2005年だったと思いますがRankinが自身の雑誌であるDazed & Confusedで私が担当した4ページのBeauty撮影を見てものすごく気に入って‘一緒に撮影しよう’と声をかけてくれました。それ以来、いろんな事を一緒にやってきました。本物のワーカホリックでいつも撮影をしているかそのためにどこかに移動中かどちらかです。自分の仕事にとても情熱的でエネルギッシュ、そしてものすごく面白い人で結構ジョークもどぎついんですけどいつも大笑いです。すごく頭がいいんですね きっと。

--“MAKE UP”の作品が出来上がるまでの流れを教えてください。
Rankin はMakeup Artist Alex Boxと一緒に最初のBeauty写真集を出しています、シリーズにしたいと言って第2冊目をやってみないかと聞かれ、早速撮影にとりかかりました。お互い多忙なスケジュールの合間を縫っての撮影だったので結局丸2年かかりました、その後リタッチ、レイアウト、印刷などに6ヶ月程かかったので合計2年半で完成しました。撮影では私がまずやってみたいアイデアを練って自宅で実際アシスタントにメイクしてデザインをほぼ明確にし、Rankinにメールで説明してから当日に臨みました。いつもRankinはアイデアが気に入ってノリノリでしたね。

--展示作品の「Swash Camouflage」には注目のデザインユニットSwash Londonのテキスタイルを用いられていますが、他のアーティストとのコラボレーションはご自身のクリエイションに何をもたらしますか?
この本では何人かヘアドレッサーにも参加してもらっていますがそれ以上にセット/プロップデザイナーを起用しています。面白いと思ったからです。他のfieldの人達を巻き込んでアイデアを説明し彼らの意見も取り入れながらの作業はすごく楽しくて思い付かなかったアイデアがまた浮かんだりします。参加しているartistは全て普段から親しくしている友人ばかりです。

--これまで手掛けた作品の中で、最も気に入っている作品を教えて下さい。
表紙に起用した’Alien’です。

--尊敬するアーティストを教えてください。
ピカソ、セルジュ・ルタンス、アーヴィング・ペン、ヘルムート・ニュートン、アヴェドン、マドンナ

--インスピレーションの源はどこから?
もう長い事普段からいろいろなリサーチをしています、映画もよく観ますしよく出かけていろんな人と話して刺激を受けるのが1番です。

--拠点がUKであることが仕事にどのように影響しますか?
才能のある人は必ず認められてチャンスを与えられる所だと思います。クリエイティブな人が確かに多く、かっこよくていい雑誌や写真家、デザイナーが多い。日常生活全般においては日本よりもかなり不便で質の悪いサービスに腹を立てる事も多く日々戦っていますがそれも良いかなと思います。

--オリジナル作品と、仕事として依頼されるコマーシャルな作品には表現や考え方に違いはありますか?
コマーシャルな仕事ではチームの一員として写真家、スタイリストそしてクライアントと話し合って何を求められているのかよく把握しなければいけません。自分のこの本の撮影においては何の制限もなくシーズン、広告主なども気にする必要もなく私がやりたかった事を思い存分に表現しています。

--メイクアップアーティストとして心がけている点は?
自分らしいスタイルを確率して心がける事と毎日それぞれの仕事を楽しくこなして行く事。

--数多くのアーティストのメイクも担当されていますが、一番印象に残ったお仕事を教えてください?
今年の始めにM.I.Aの ‘Bad Girls’のビデオクリップの撮影でモロッコに一緒に行きましたが彼女のシンガーとして、リーダーとしての態度に感心しました。妥協せず、ある程度それぞれの役割のスタッフに任せながら楽しく仕事するのは頭のいいやり方だなと思いました。

--UKを含むヨーロッパのメイクやファッションのカルチャーと日本のカルチャーとは一番大きな違いをどこに感じますか? また、日本で培った感性がヨーロッパではどのように作用していますか?
私は東京のストリートファッションが大好きで代表的なものでは70年代から竹の子族、ガングロ、ゴシックロリータ、コスプレなどがありますがとても奇抜で楽しい、他では見られないカルチャーだと思います。全般的に日本ではみんなメイクをして髪型に気を使い小綺麗にしていると思います。ヨーロッパ人はスタイルが良くて雰囲気のある人が多いけどさほどファッショナブルとは思えません。私は日本人ですが19年ロンドンで過ごして両方のカルチャーをよく知っていて理解している、得な立場にいると思います。

--海外で活躍するメイクアップアーティストとして憧れの存在ですが、これから目指される方々にアドバイスをお願いします。
何をやりたいのかどうやって時間を過ごすのかよく知った上でやりたい事をとりあえずいろいろとやってみると良いと思います。日本の若い人はシャイで真剣な人が多いようですがもう少し遊びながら、楽しくやるといいでしょう。グループに凝り固まらないで一人でいろいろやってみるといいでしょう。

--今後のプロジェクトについて教えて下さい。
将来は自分のメークアップラインを持って色や質感を追求してみたい。Anti ageing productsや美容整形にもとても興味があります。今現在はニューヨーク発の’MAKE’というブランドの開発に関わっていてもうすぐローンチの予定です。

--将来的に日本でやってみたいことはありますか?
日本で化粧品開発をして自分のラインを持ちたい。

--これから“MAKE UP” AYAMI NISHIMURA by RANKIN展を鑑賞する人々にメッセージをお願いします。
お楽しみ下さい、きっと私のメッセージが届いて魔法にかかった様に元気が出るはずです。