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INTERVIEW

GLAMOROUS FUTURIST

CHENMAN

FEB 17, 2012 – MAY 11, 2012

CONCEPT

中国写真界のスーパーアイドルがDIESEL ART GALLERYに登場!

シンディ・クロフォード、フェイ・ウォン、コン・リーらセレブリティが被写体となることを切望する破格の新世代フォトグラファー、チェン・マンの日本初上陸に、どうぞご期待下さい。

CONCEPT
20代前半でデビューを飾り、空前のスタイルで全中国を震撼させたのも束の間、その誰もが目を見張る作品世界とアーティストとしての存在感でパリ、ロンドンに躍り出たチェン・マン。ユニークかつ強力な審美眼が創り出す、過剰なまでに完璧な表現を、飽くことなく追求するチェン・マンは、写真というジャンルも現在という時空も突き抜け、グラマラスなアートの未来形を高らかに宣言します。

会期中、DIESEL ART GALLERYでは、この展覧会の開催を記念して作られた限定アートブックなどのオリジナルグッズも販売します。

BIOGRAPHY

  • CHENMAN (チェン・マン)

    www.chenmaner.com

    1980年、モンゴル自治区生まれのチェン・マン(陳漫)は、北京で育ち、中央美術学院でグラフィック・デザインと写真を専攻した。生来、絵画の才能に秀でたチェン・マンは、写真という「絵画の拡張機能」との出会いにより、オリジナルな視覚言語を創りだす。在学中の2003年に開始した上海ベースのファッション誌『VISION』の表紙連作が、中国雑誌史上最もユニークなカバーイメージと評価され、セレブリティからの撮影オファーが殺到。20代前半にしてチェン・マンはチャイナ・ドリームを実現させた「80後(パーリンホウ*)」の旗手となった。
    チェン・マンは『VISION』『VOGUE』『ELLE』『Harper's BAZAAR』『Marie Claire』『COSMOPOLITAN』『Esquire』(いずれも中国)、『NYLON』『SPORT & STREET』(共にイギリス)などの雑誌で活躍している。
    作品は、ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館や北京の今日美術館などに収蔵されている。
    2011年11月に上海現代美術館(MOCA)で開催された大規模な回顧展に続き、2012年2月には、ロンドンのチャイニーズ・アーツ・センターでの個展が決定している。

    *パーリンホウは、1980年代以降に生まれた、中国のいわゆる「一人っ子政策」世代である。中国の産業構造を変えるほどの影響力をもつとされる。

    主な展覧会

    2011
    • ・ Chen Man Visual Arts Exhibition (Museum of Contemporary Art Shanghai, Shanghai)
    • ・ Elan (Today Art Museum, Beijin)
    2010
    • ・ The Exhibition of China Photography of 100 Years (Shanghai EXPO, Shanghai)
    • ・ Red Beauty (Fabian Fryns Fine Art, LA)
    • ・ Chen Man (Loft Gallery, Paris)
    • ・ Unbearable Beauty (OOIBOTOS Gallery, Hong Kong)
    • ・ Chen Man (F2 Gallery, LA)
    2009
    • ・ Armory Show (New York)
    • ・ Art Paris (Paris)
    • ・ Art Beijing (Beijing)
    • ・ Love Dialogue (Shanghai) * Special art project with CELINE
    • ・ Art Photo Expo Opening Exhibition (Art Photo Expo Galley, New York)
    • ・ Models, Mermaids and Medusa (Hai Gallery, London)
    2008
    • ・ China Design Now (Victoria and Albert Museum, London)
    • ・ Dmolition Pary(Organized by Philippe Starck, Paris)

VIEW WORKS

タイトル
Glamorous Futurist
(グラマラス・フューチャリスト)
アーティスト
CHENMAN (チェン・マン)
会期
2012年2月17日(金) - 2012年5月11日(金)
会場
DIESEL ART GALLERY
WEB
www.diesel.co.jp/art
住所
東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1F
電話番号
03-6427-5955
開館時間
11:30 - 21:00
休館日
不定休
キュレーター
亜洲中西屋
協賛
株式会社サンエムカラー
協力
シャープ株式会社

キュレーター
亜洲中西屋
亜洲中西屋(ASHU)は、ライター&コーディネーターの中西多香と編集者の中西大輔によって2008年に設立された。アジアのアーティストを日本に、日本のアーティストをアジアに積極的に紹介するとともに、拠点である日本をアジアにおける文化的なハブと捉え、世界各地のアーティストと様々なプロジェクトを展開している。2010年には、シンガポールにて木村裕治展、グルーヴィジョンズ展、田名網敬一& :phunk(ファンク)のコラボレーション展、また東京・青山のDIESEL DENIM GALLERYにてファンク展"WELCOME TO ELECTRICITY"を、2011年には、東京・渋谷のDIESEL ART GALLERYにてスパイク・ジョーンズ展“THERE ARE MANY OF US - I’M HERE”とMOGOLLON(モゴヨン)展“SOMETHING IS ABOUT TO HAPPEN”、さらに香港にて真道彩&ハリー・Cのコラボレーション展“Dark Beauty - The Dream of a Queen”を企画制作した。プロデュースおよびマネジメントを手掛けるアーティストにファンク、テセウス・チャン&WORK(以上、シンガポール)、マイケル・パンチマン、ステラ・ソー、タック、チーホイ(以上、香港)、モゴヨン(米国)、真道彩(日本)がいる。

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Photo : TAKAMURADAISUKE

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INTERVIEW

CHENMAN
Special Interview

Photo : TAKAMURADAISUKE

--まず始めに自己紹介をお願いします。
私は、中国の典型的な「80後」であり「一人っ子政策」世代です。この世代は、物質的な夢が実現するのを目のあたりにした証言者でもあります。

--これまで手掛けた作品の中で、最も気に入っている作品を教えて下さい。
どの作品も自分の子供のようなものなので、どれも大好きです。

--DIESEL ART GALLERYで開催する写真展「GLAMOROUS FUTURIST」について教えてください。どのような内容ですか?
今回は私の作品の第1フェーズと第3フェーズを部分的に展示した展覧会となりました。

--作品が出来るまでの行程を教えてください。
私の作品は、3つのフェーズに分かれています。そのうち、2つのフェーズを通して自分自身を説明したり表現しようと試みています。
まずは「ビジュアル」のフェーズです。まだ学生だった頃、私は、数多くのポストプロダクション作品を作りました。今まで、誰もここまで(ポストプロダクションを)試みた人はいません。それは、私にとってはクリエイティブな試みであり、若い創造的な情熱であり、多くの(効果を)添加することによって、生きていることを感じたものでした。 その後、私はファッションの世界に関わることになりました。人々は、私の作品が、ポストプロダクションを過剰に施すことで、(ファッションフォトが)妖精や悪魔のポートレイトになってしまうことを心配しました。それで、私は急遽ミニマリズムのステージに駆け上がりました。つまり、トランジション(フォトショップのツール)を全く使わずして、1インチの写真(パスポートなど証明写真)を引き延ばしたような、シンプルで美しい作品を撮ったのです。こうした作品のおかげで、人々は、私の技術がポストプロダクションだけでないということを理解し、セレブたちが私に注目するようになりました。そして私は、ファッション写真のメインストリームに身を投じることになったのです。
多くのスーパースターを撮影した後、私は、中国のコンテンポラリーな背景のシリーズものに着手しました。このシリーズは、私にとって非常に特別なものです。なぜなら私は、中国の現代的な側面と背景を、ファッションのメインストリームに持ち込んだ最初のファッション・フォトグラファーだからです。中国(のファッション写真)はかつて、西洋や日本、韓国のスタイルを真似ていたものです。これは新しいですが、失敗もしやすいのです。でも私は、3つの理由から、自分が(中国の今を背景にしたファッション写真を)撮れると確信していました。それは、1)私は海外で学んだことのない、ローカルな写真家であり、2)視覚表現産業に通じている。そして3)これは私がやらなければならないことだと思ったからです。中国の(クリエイターは)、中国の古代アートを繰り返すだけではだめで、私はむしろ、現代の中国のアートが何をできるか、を示したかったのです。これらの一連の写真は--最も有名なのは、万里の長城で撮った、Lu Yanをモデルとして使った作品ですが--メジャーなファッション誌が初めて万里の長城で撮影したものとなりました。これは、センセーションを巻き起こし、『Mirror』誌が“中国ファッション界のニューフェイスであり、改革である“という内容の記事にしたほどです。
 私の作品の3番目のフェーズは、西洋の技術に適合した中国の文化をベースにしています。現代的でインターナショナルな美と、現地の文化的感覚をビジュアルで結びつけたものです。物質文明に毒された(社会の)イメージを使って、現代語としての視覚的解説に仕立てています。

--写真によって伝えたいメッセージはありますか?
環境に対する我々の内成る意識が、外界の環境の質を決定しており、これこそが物質文明に支配された世界で私たちに必要なことだと思います。私たちは、最小限の資源から、最高の知性を創造し、人間と自然のハーモニーを作りあげていくべきだと思います。私は、自分が、自分たちの内面にあるものをうまく表現できると確信しています。私の作品は複合的であり、われわれが生きる時代のさまざまな側面とマッチしています。それは、東洋的であり、西洋的でもある。メインストリームでもなく、亜流でもない。過去であり現在そして未来でもある。悪趣味であり、同時にエレガントでもある、ということです。

  --インスピレーションの源はどこから?
生活こそが、私のインスピレーションの源です。私は、中国の伝統的な哲学や文化が好きなのです。私の作品も、西洋の技術に適合した中国文化をベースにしています。それらは、現代的でインターナショナルな美と、現地の文化的感覚をビジュアルで結びつけ、古代中国文化の「ソフト」と、現代西洋文化の「ハード」の融合を達成しています。
 
--女性をモデルにした作品を多く描いていますが、あなたにとっての理想の女性像を教えてください。またあなたにとってのミューズはどなたになりますか?
誰もがスーパーモデルなのです。私は全ての創造物を愛しています。カメラは、ただのツールにすぎず、どう使うかは、それを使う「ハート」にかかっているのです。
 
--デビッド・ベッカム、シンディ・クロフォード、フェイ・ウォン、コン・リーなど、数々のセレブリティーとコラボレーションされていますが、実際一緒に制作していかがでしたか? 
彼らもみんな人間です。人はそれぞれ違うものです。

  --『オリジナル作品と仕事上で制作するコマーシャルな作品には表現や考え方に違いはありますか?
美しさは2つのカテゴリーに分けられます。天性の美しさと、知性の美しさです。これらの結びつきが、人間であることを意味していると思います。環境に対する我々の内なる意識が、外界の環境の質を決定しており、これこそが物質文明に支配された世界で私たちに必要なことだと思います。私たちは、最小限の資源から、最高の知性を創造し、人間と自然のハーモニーを作りあげていくべきだと思います。アートとビジネスが恋に落ち、今ではアーティスト達は、彼ら自身を複製しながらビジネスを行っています。コマーシャル製品はまた、アートにもなり得ると思います。たとえばiPadのように。

--i-DのYear of Dragonについてお聞かせ頂けますか?
中国の旧正月を祝って、『i-D』誌とコラボし、12の表紙を作りました。これらのポートレイトは、アヴァン・ギャルドなファッションに身を包んだ多彩なチャイニーズ・ビューティたちを讃えた作品です。12の伝統的な中国絵画の色彩にインスパイアされています。モデルは、数百人の少数民族の学生たちから選考したのですが、とても面白かったです。
 
--VISIONについてお聞かせください。
2003年、まだ学生の頃には、写真や(モデルの)肌にさえも、ポストプロダクションを施す人などいませんでした。私は、写真業界においては写真家としては見なされず、アート業界ではアーティストとして見なされていませんでした。つまり、私の作品は、とても特別なポジションにあったのです。
 
--『VOGUE』『ELLE』『Harper's BAZAAR』『Marie Claire』『COSMOPOLITAN』『Esquire』『NYLON』『SPORT & STREET』 など数多くのファッション誌での仕事をされていますが、ファッションフォトを撮影するにあたり心がけている事などありますか?
私は常に、現在の中国のさまざまな「顔」を撮りたいと思っています。それは、ポジティブであり、成長です。
これまで中国のファッション業界で、こんなことをやった人はいません。私は、天安門広場でファッション撮影をするなど、普通の観光地を背景に使いますが、それは易しいことではなかったし、多くの反発もありました。私は、Aランクのメジャーなファッション誌で、何度も繰り返しそうしたことを行ったのです。それらは、私の第2フェーズの作品群でもあります。
 
 --他分野のクリエイターと一緒に作品を制作することは、自分のクリエイションに何をもたらしますか?
身の回りにあるあらゆるものが、いろんな意味で私のクリエイションに影響を与えています。彼らはおそらく、私が誰なのか、ということをより多くの人々に知らしめていると思います。

 --あなたにとって写真の魅力とはなんですか?
現実であり、現実を越えたもの。
 
--今の中国やアートシーンについてどう思いますか?
私は、自分自身のスタイルを進化させ始めたところです。それは、まだ始まりにすぎません。
 
--今後のプロジェクトについて教えて下さい。
未来の計画はしません。でも、多くのことが進行しています。
 
--これから作品を鑑賞する人々にメッセージをお願いします。
自分の魂に忠実でいてください。