exhibition : PAST

NATSUKI OTAKE
AFFECTION OF IDOLS

2010.2.10(WED)-2010.4.11(SUN)

Concept

新進気鋭アーティストのサポートを積極的におこなっているDIESEL DENIM GALLERY AOYAMAでは、このたび大竹夏紀の個展”Affection of idols”を開催します。大竹が一貫して制作してきた、ろうけつ染めによる大型作品の他、DIESEL DENIM GALLERY AOYAMAのために制作される新作も一同に展示します。

光り輝くアイドル達に魅せられたアーティスト、大竹夏紀。

少女漫画に登場するヒロインやアイドル達が発するキラキラ、輝く星のような眼。
大竹夏紀は幼いころからその光に強く惹かれてきました。それは自筆の漫画制作に始まり、キラキラペンで書き込まれ、極彩色のデコレーションパーツで埋め尽くされた日記にいたるまで、彼女の周りのあらゆるものに対して反映されてきました。

そして多摩美術大学在学中に、本格的に作品として表現することを始めます。
輝度・彩度共に極めて再現性が高い伝統的な染色技法「ろうけつ染め」と出会うことで、夥しい数の絹のピースを組み合わせる表現へとたどり着き、ついに危うい美しさを持つ少女達を表現する独自の手段を獲得します。その作品の最大の特徴は、絹の反射によって得られる青白い高輝度液晶のような輝きと、二次元的な透明感です。
人々の羨望と欲望の的であり、時代を映す鏡として、マス・メディアを通じて社会に強いインパクトを与え続けてきたアイドル。彼女達を表現する言葉も近年「かわいい」から「萌え」へ。そして活躍の場もテレビからインターネット、ゲームなどのメディアへ移行するなかで、現在ではそのあり方も我々の社会と同様に、複雑化し多様化しました。大竹の描く少女達の透明な眼差しの先には、何が見えているのでしょうか?本展では日本の伝統技法によって現代アイドル像を描く大竹夏紀のダイナミックな世界感を堪能して頂けます。ぜひ圧倒的な色彩と輝きをお楽しみ下さい。

展示会概要

タイトル:Affection of idols (アフェクション・オブ・アイドル)
アーティスト:大竹 夏紀(オオタケ・ナツキ)
会期: 2010年2月10日 (水) – 2010年4月11日 (日)
会場::DIESEL DENIM GALLERY AOYAMA 2F
キュレーター: 古井 信也 / gallery POINT

古井 信也 / gallery POINT (キュレーター)
www.point-of-view.jp
恵比寿の「gallery POINT」アートディレクターとして内外で展示企画を担当。また、取り扱いアーティストの制作基盤を整えるため、企業・自治体とのアート事業や広告制作、アーティストマネジメントなど、プロデュース事業も展開。取り扱い作家にKAMI、諏訪綾子、伴美里、Lyなど。

1971年 東京都生まれ。日本大学文理学部社会学科卒業。
2002年 代官山東横線高架下に「gallery POINT」を設立。
2005年 恵比寿西に同施設を移転。
2007年 株式会社ポイントオブビュー設立。代表取締役就任。
2008年 7月-9月 諏訪綾子(foodcreation)展覧会(個展)
     「sensuous food, emotional taste,」金沢21世紀美術館。
2009年 10月-2010年1月 伴美里 展覧会(グループ展)
     「静寂と色彩 : 月光のアンフラマンス」川村記念美術館。

Installation Images

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Biography

  • 大竹 夏紀 (オオタケ・ナツキ)

    http://bamboosummer.main.jp
    1982年生まれ。群馬出身。
    • 2006年

      多摩美術大学生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻卒業。

    • 2008年

      多摩美術大学大学院デザイン専攻テキスタイルデザイン修了。

    • 2007年

      多摩美術大学大学院四人展「FOUR-NINES exhibition」/千疋屋ギャラリー

    • 2008年

      多摩美術大学大学院テキスタイルデザイン専攻修了制作展/ギャラリー ル・ベイン
      個展/ギャラリーb.TOKYO
      青参道アートフェア出品/(gallery POINT)

    • 2009年

      個展「idola specus」開催/ gallery POINT
      エマージングディレクターズアートフェア「ウルトラ002」出品(gallery POINT)
      高橋コレクション日比谷「neoneo展・Part2女子」に参加。

    ※ろうけつ染め
    模様部分を蝋で防染し、染色する伝統的な染色法。中国では新疆ウイグル自治区ホータン地区・ニヤ県の精絶国遺跡の東漢墓から蝋染の綿布が発見されていることから2?3世紀ごろから、ろうけつ染めの技法があったと見られる。日本では正倉院宝物に見られるなど、天平時代から見られる伝統的染色技法。着物などの反物の染色によく見られ、京都の京友禅でも「蝋纈友禅」がある。

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