田中清介さん
DIESEL OSAKA 販売専任職 - 2008年入社
販売のエキスパートとして、新しいキャリアを築いていきたい。
アパレルといえば販売というイメージがありますが、店舗にはいろいろな役割があり、個性を活かしたキャリアアップが可能です。私は、全国の店舗社員およそ1,000人のうち約20人が選抜された販売のエキスパート職として新しいキャリアを歩み始めたところです。
入社後は販売職として接客を中心に商品管理や店内ディスプレイなどを担当してきました。私の接客スタイルは、一方的な提案ではなく、あくまでもお客様のサポートに徹すること。お客様の目線や手にとっていた商品をチェックして、その商品の中から似合いそうなものを選び、試着のタイミングで「こちらもぜひ一緒に着てみてください」とご案内します。販売の面白さを実感し、成果を上げてきた私は、店長になるよりも販売を極めたいと思うようになりました。そんなとき、販売専任職制度がスタート。売上げ実績や顧客評価などを総合的に評価し、ある一定以上の基準をクリアした社員が、販売のエキスパートとして活躍できる新しいキャリアです。私は入社6年目に販売専任職になりました。
販売専任職は、個人の実績はもちろんですが、それよりも店舗全体の成果を上げることや人材育成、CS(顧客満足)などの取り組みが求められます。現在は、店舗のCS担当者と一緒に、自分たちが売りたいと思う戦略商品を決めて、スタッフへの接客指導を行っています。このとき、まずは自分たちで実際に販売をして、おすすめの仕方やトークを検討。成功事例をつくり、全員に共有しながらチャレンジをするスタイルで実績を上げています。このように自分たちで考えて自由に仕事ができる点がディーゼルの魅力です。
これからのテーマは、販売専任職の次のステップを描いていくこと。例えば新規オープン店の立ち上げでのスタッフ指導、百貨店で開催する期間限定フェアをサポートして成果を上げるなど、様々な役割をつくり、将来は新しい部署を立ち上げたいですね。(取材執筆:藤田美佐子 マイナビより転載)