七癖 - NANAKUSE –

USUGROW / IMAONE / SHOHEI OTOMO / NISHI / FATE / SNIPE1 / TENGAONE

JUL 26, 2025 - OCT 15, 2025
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DIESEL ART GALLERY(ディーゼル・アート・ギャラリー)では、2024年5月18日(土)から7月3日(水)まで、アーティスト水戸部七絵(ミトべ・ナナエ)による個展「People Have The Power」を開催します。


「People Have The Power」は、ロックスターやミュージシャンをモチーフとした作品群を展示する水戸部七絵の人気シリーズの第5弾となります。これまでに「Rock is Dead」、「War is not over」、「Let’s Have a Dream!」、「Sit-In」と題した展示を開催し、ロックの象徴や音楽の力に焦点を当てた作品を発表してきました。


「People Have The Power」は、個々の人々が持つ力や、集団としての力、アートや音楽が社会変革に果たす役割など、鑑賞者に深い思考を促す機会を与えるでしょう。


本展覧会では新作の展示・販売をはじめ、DIESELとコラボレーションによるTシャツや関連グッズも販売します。


CONCEPT 

この世を去ったスターたちは、時代が変わるごとにニュースや社会的問題に取り上げられ、再考察されます。これまで絶対的、または普遍的なものであった権威や常識、定説までもが変わるのです。BLM以降、ジェンダーや様々な人種、植民地の歴史など、マイノリティ間の構造は、ポートレートを常に描いてきた水戸部にとって、重要なトピックとなります。


「People Have The Power」では、ベトナム反戦や黒人差別、世間の偏見と戦った人物や、平和を求める活動に大きな足跡を残した人々が登場します。こうした戦う人々を描いた作品の多くは、実際に直接対象となる顔を見て描いたのではなく、メディアに登場するスターや著名人のイメージを間接的に描写したものです。そのため、雑誌の表紙やレコード・ジャケットのような、メディア経由の複製物としてのモチーフが描かれています。


会場は闘いや情熱を表す赤色で構成され、水戸部が直接的に「落書き的」なペインティングを施し、空間全体が渋谷のストリート・カルチャーと交差するように演出されています。


音楽とアートによる非暴力的な戦いを表現したDJブースによるインスタレーション作品は、レコードや楽器が散乱し、まるで喧嘩や抗争の場面を想起させます。時に悲惨な状況を伝えるものでもありますが、抵抗する人々の側に立つポジティブなメッセージとなり得ます。


1点の作品に刻まれた思考と軌跡。

新虎画廊がキュレーションを手がける、7名の作家による展覧会『七癖 - NANAKUSE -』、DIESEL ART GALLERYで開催。




DIESEL ART GALLERYでは、2025年7月26日(土)から10月15日(水)まで、新虎画廊のキュレーションによるグループ展『七癖 - NANAKUSE -』を開催します。


本展『七癖 - NANAKUSE -』では、これまでに新虎画廊で個展を開催した6名に、2025年に個展開催を予定している1名を迎え、画廊の歩みを辿りながらその現在地を示す構成としています。 


参加作家

USUGROW / IMAONE / SHOHEI OTOMO / NISHI / FATE / SNIPE1 / TENGAONE


「一点ギャラリー」とも呼ばれる新虎画廊は、「作品一点で見せる」という明快なコンセプトのもと、数人のクリエイターによって自主的に運営されており、これまでに個展を開催した6名の作家はいずれも、その形式に向き合い、挑んできました。


本展では、作家それぞれが主題となる一点を軸に、そこに至る過程や思考の痕跡(制作ノート、ドローイング、関連作品など)を交えながら、作品が立ち上がる「前後」をたどる構成としています。

 

作家たちに共通しているのは、日本のサブカルチャー——グラフィティ、ヒップホップ、パンク、スケートボーディング、アニメ、ゲームなど——が広がりを見せた1990年代からゼロ年代にかけて、その現場に身を置き、その空気を吸収しながら表現を育んできたことです。世界的な影響力を持つに至った日本のサブカルチャーのなかで、彼らはその潮流に流されることなく個性を磨き、表現の拡張を試みてきました。


「個性」と呼ぶには前向きすぎる、良くも悪くも矛盾を孕んだその「癖」は、それぞれの作品と立ち位置に自然と滲み出ています。さまざまな分野が過渡期にあると言われる現在、多くが似通った方向へと収束していくなかで、こうした「癖」こそが、より美しく、より強く、際立っていくのではないでしょうか。

 

作家と画廊の滲み出る『七癖 - NANAKUSE -』。

ぜひご高覧ください。

 

会場では、作品展示(一部販売)のほか、DIESELとのコラボレーションTシャツ、プリント、そして新虎画廊制作によるZINEなども販売予定です。


ARTISTS

USUGROW

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USUGROW

http://usugrow.com

https://www.instagram.com/usugrow


1990年初頭、音楽シーンのフライヤー製作からアーティスト活動を始める。イラストレーション、カリグラフィ、ペインティング、ミューラル等、手法、媒体を超え制作活動を展開。身辺の事象を線と点を用いて視覚に翻訳する。

IMAONE

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IMAONE

http://imaone.com

https://www.instagram.com/imaone


1980年東京生まれ。壁画を軸に活動するアーティスト。絵画やデザイン、ディレクションまで領域を横断している。

オリジナルキャラクターや独特の世界観、繊細な描写を特徴とするスタイルは、国内外で支持を集めている。

デザインの現場で培ったスキルをもとに、媒体やジャンルにとらわれない柔軟な表現を展開。

アーティスト・コレクティブ「THA」の代表として、日本橋のスタジオを拠点に、大型ミューラルの制作から企画立案・実行までを手がける。

また、作品一点を見せることにフォーカスしたコンセプト・ギャラリー「新虎画廊」の運営にも携わり、作品と場の両面からアプローチしている。

SHOHEI OTOMO

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SHOHEI OTOMO 

https://shoheiotomo.store

https://www.instagram.com/shohei_otomo


1980年東京生まれ。イラストレーター。

主にボールペンを使って絵を描いてます。画面構成、インパクト、大衆文化、サブカルチャー、言葉、人間、アジア、時代、反抗、マスターピース。そんなことを考えながら描いてます。趣味はゲーム、旅行、思考。 

NISHI

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NISHI 

http://nishi89.jp

https://www.instagram.com/nishi_8nine


1996年、グラフィティに衝撃を受けて渡米。帰国後、六本木や都内周辺のクラブを中心に壁画制作を開始するとともに、イラストレーターとしてヒップホップ系アパレルブランドや音楽レーベル等のアートワークを担当。2008年から作品の発表を本格化。主に海外での個展やグループ展に参加するほか、国内外のアーティストとのコラボレーション等、精力的に活動している。

FATE

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FATE

https://fate.scacrew.org

https://www.instagram.com/fate_sca


1994年にストリートアートに触発されグラフィティを描き始め、東京・神奈川を中心に活動。

繊細かつ高度なスキルで描かれたレタリングが評価され、国内外のART EXHIBITIONに多数招聘される。

大手外資系車メーカーやワールドワイドのスポーツブランドなど、様々な有名企業とのコラボレーションを始め、地方自治体などの公共施設、数多くの商業施設の外装・内装のミューラルを手掛ける。

また、各種グラフィックデザインやCDジャケットデザイン、アパレルへのデザイン提供など、デザイナーとしての活動も多岐にわたる。

長年のストリートで培ったグラフィティのスタイルと、豊富な経験から生み出されるデザインを掛け合わせ「文字・物・事」を独自の解釈で幾何学的かつ多角的に表現。

そして、これまで二次元で描いてきた作品は、近年では三次元へと展開し、木工を用いた立体作品として具現化。カテゴリにとらわれない多様な表現を生み出している。

SNIPE1

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SNIPE1 

https://www.instagram.com/fukitalltokyo


日本のストリート界を牽引するパイオニア。10代で単身渡米し、ニューヨークのグラフィティシーンに身を投じた後、トラベラーとして世界を横断、DJとしての顔も持ちながら世界中のアーティストと交流を重ねた後に帰国。2017年、村上隆率いるKaikai Kiki Galleryの制作に参加し、その表現力が国内外で高く評価される。以降、MADSAKIや村上隆との共同制作、世界中の現代美術館での大型展示を通して現代アート界へも進出。2018年には村上隆氏からのオファーにより満を持して初のソロエキシビション”METAVIRUS’~don’t say it,spray it” をKaikai Kiki Galleryにて開催、展示作品は完売する。以後「META」シリーズとして各国で個展を展開。2025年、ジャンルも形式も越境した“ポールシフト後”の新作群を提示し、さらなるフェーズへ突入。「META」シリーズ同様、アートの中に現代を生きるためのコードを書き込み、観るものの固定観念をクラックし続けている。

TENGAONE

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TENGAONE

https://www.instagram.com/tengaone


東京を拠点に活動するストリート・アーティスト。米軍基地の近辺で、タギングやスローアップ等アメリカンスタイルのグラフィティ・カルチャーに触れた経験から、14歳でスプレーペイントを使ったグラフィティを制作しはじめる。また商業施設・公共施設へのミューラル、スカルプチャー、グラフィックデザインなど、ジャンルは多岐に渡る。2018年には、ストリート・アートの一大展覧会である "Beyond The Streets" (Los Angels)に、村上隆、MADSAKI、Snipe1、ONEZKERとの共作が出展された。

COLLABORATION

『七癖 - NANAKUSE -』展の開催を記念して、ディーゼルとNISHI、TENGAONEとのコラボレーションによるTシャツが登場。

価格: ¥15,400
発売日: 2025年7月26日(土)
取扱店舗: DIESEL SHIBUYA、DIESEL 公式オンラインストア

*画像はイメージです。実際の商品とはデザイン・仕様が一部異なる場合がございます。
*発売日が変更となる場合があります。

¥15,400

¥15,400

¥15,400

¥15,400

EXHIBITION GOODS


展覧会限定のオリジナルグッズを、店頭とオンラインで販売しています。

ONLINE STORE

CURATION

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新虎画廊

https://www.shintorapress.com

https://www.instagram.com/shintoragaro


21年6月に、アーティストであるUSUGROWとIMAONE、建築デザイナーの野村郁恵の3者が中心となり、年数回の企画展を開催するギャラリーとして、また展示会・作品制作・撮影・ワークショプ等に使用できるマルチスペースとして運営を開始。23年にはイラストレーターのSHOHEI OTOMOが運営陣に参加。移転に伴い、作品一点を見せることにフォーカスした新虎画廊を開廊。

INFORMATION

タイトル: 七癖 - NANAKUSE -

アーティスト: USUGROW / IMAONE / SHOHEI OTOMO / NISHI / FATE / SNIPE1 / TENGAONE

会期: 2025年7月26日(土)- 10月15日(水)

会場: DIESEL ART GALLERY

住所: 東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti DIESEL SHIBUYA B1F

TEL: 03-6427-5955

開館時間: 11:30-20:00

入場料: 無料

キュレーション: 新虎画廊

協賛: サムスン電子ジャパン株式会社

協力: MAKE SHIFT株式会社 / 株式会社ENGINE-iD / 株式会社SAYOSHI / 有限会社葉楽 / 高橋大介 / 松島幹 / 矢ヶ部大作 / 筒井秀一 (ALPHA LAB ASSOCIATES) 

Online Store: https://dieselartgallery.stores.jp

Instagram: https://www.instagram.com/dieselartgallery

X: https://x.com/dieselart

展覧会ハッシュタグ: #dieselartgallery #新虎画廊 #shintoragaro #七癖 #nanakuse

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