BLACK SUN

SIMON HENWOOD + FANNIE SCHIAVONI
NOV 20, 2010 – FEB 13, 2011
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ディーゼルが提案するライフスタイルの世界観を存分に楽しめる渋谷・明治通り沿いの新しいストアDIESEL SHIBUYA内に、ユニークなアーティストのセレクションに定評のあるディーゼルの新しいアートギャラリー「DIESEL ART GALLERY」が誕生。その記念すべきオープニングを飾るのは、今最も活躍する2人、マルチメディアアーティストのサイモン・ヘンウッド(Simon Henwood)とジュエリーデザイナーのファニー・スキアヴォーニ(Fannie Schiavoni)による"Black Sun"。リアーナやカニエ・ウェストなどのクリエイティブディレクションで知られるイギリス出身のヘンウッドと、レディ・ガガやケイティ・ペリーなど世界中のセレブから絶大な支持を受けるスウェーデン出身のスキアヴォーニのタッグによる特別なコラボレーション展がDIESEL ART GALLEYで実現します。


“我々はコンピューターの画面を通して外の世界を眺めている。季節の変化による暑さや寒さを肌で感じることもなくなってしまった。我々はBlack Sunの世界に生きているのだ。”


手作業でつながれたいくつものリングがフレキシブルな構造を生み出すスキアヴォーニの有機的なチェーンデザインはジオデシックドームを連想させる。織り成されるチェーンとチェーンのつながりは強靭なイメージを与え、これにヘンウッドの写真やペインティング、インスタレーションという演出が加わり非現実的な別世界が作り出される。


Concept

Black Sunは、髪の毛が絡まってできた惑星のようなボール状のスケッチから始まった。

そのもつれたアフロのようなイメージが、今回のファニー・スキアヴォーニとのコラボレーションのアイデアのもとになっている。同じような形を三次元で表現したのがチェーンの惑星だ。カオスから生み出された美しい構造体、その創造のプロセスは自然界と共通している。太陽のシンボルは、太古の昔から信仰の対象や生命の源として多くの文化で異なる意味を持ってきた。

Black Sunの世界で我々は、様々な文化や科学理論を取り入れた独自の神話を探求する。体を縛るチェーンは、太陽からの光の物理的な存在を目に見える形で現している。登場人物たちはBlack Sunの崇拝者であり、虜になった奴隷だ。マヤやエジプトではなく現代文明の人物だが、古代文明を投影した存在である。ロンドンにある我々のスタジオは、大英博物館の隣という理想的な場所にあり、常にインスピレーションを与えてくれている。

Black Sunは我々に、生命は常に変化しているということを思い出させてくれる。我々の一部は滅び、同時に新しい命が生まれていることを。


本展では、"Black Sun"のコンセプトに基づく作品に加え、ヘンウッドの過去のアートワークやドローイング作品、リアーナの舞台衣装、そしてDIESEL ART GALLERYでの展覧会開催を記念して作られたスキアヴォーニによるオリジナルデザインのデニムも展示予定。

ディーゼルの新しいアートスポットDIESEL ART GALLERYにご注目ください。

個性的な映像作品で「奇才」の異名を持つ映像作家スパイク・ジョーンズによる展覧会

“THERE ARE MANY OF US - I’M HERE”をDIESEL ART GALLERYで開催!!



本展は、2010年にサンダンス映画祭で発表されたスパイク・ジョーンズ初となるラブ・ストーリー短編『I’m Here』をDVD+CD+BOOKという形でパッケージ化した『THERE ARE MANY OF US』の日本語版発売を記念し、この作品に凝縮されたスパイク・ジョーンズのイマジネーションを写真とスケッチと映像によってマルチ展示します。


また、ロボット・デザイナーのソニー・ジェラシモウィック、ネズミの造形作家のメリル・スミス、主題歌のアスカ・マツミヤら、スパイク・ジョーンズの『I’m Here』に参加した注目のアーティストたちも紹介。


スパイク・ジョーンズの作品に込められたメッセージを探り当てて下さい。


LIMITED ITEMS

会期中DIESEL ART GALLERYでは、スパイク・ジョーンズのアート作品や『THERE ARE MANY OF US』日本語版(DVD+CD+BOOK/コントラリード発行)に加え、限定Tシャツやトートバッグなどオリジナルグッズを発売中!

BIOGRAPHY

SIMON HENWOOD (サイモン・ヘンウッド)

www.simonhenwood.com


ロンドン在住のマルチメディアアーティスト。

Kanye WestやRihannaのクリエイティブディレクターをつとめる。

Kanye Westのシングル「love lockdown」のPV(MTV VIDEO MUSIC AWARD3部門受賞)、Rihannaのアルバム「Rated R」のキャンペーンの他、Roisin MurphyやDevendra Banhart等のビジュアルワークで広く知られている。 これまでにMOMA, New York、UCLA Hammer Museum, Los Angels、Institute of Contemporary Art, London、Colette, Parisなどでエキシビションを開催。

Purr(93年)、ALICE(97年)など20冊にのぼる雑誌や書籍も出版しており、最近ではロンドンに出版社"Henwood Library"を設立。「Black Sun」はHenwood Libraryとして3冊目の出版物となる。

ほかにもアニメーション“Poor Johnny Pumpkin”、The Simpsons等の番組のライター兼ディレクターとしても活躍する傍ら、児童書を執筆したりとマルチな才能を発揮している。2011年にはフランスでFrancis Baconとの展覧会の開催が決まっている。



FANNIE SCHIAVONI (ファニー・スキアヴォーニ)

www.fannieschiavoni.com

https://www.instagram.com/fannieschiavoni/


スウェーデン出身。ロンドン在住のジュエリーデザイナー。

Brown’s Focus、Selfridges, Barneysなどの有名店に自身のジュエリーコレクションを持ち、世界中から発注を受ける人気デザイナー。Lady GagaやRihanna、Katy Perry、Scissor Sisters、Bono(U2)などの大物アーティストからも熱い支持を受け、VogueやHarpersを始めるとする多くのファッション誌にフィーチャーされている。母国スウェーデンの伝統からインスピレーションを受け、自身のコレクションにも伝統的な手法をとりいれている。イギリスのNew Gen Awardの最も若く、唯一の学士レベルの受賞者である。Hussein Chalayan, Giles Deacon, Julien Macdonaldに師事し、この経験が今日のSchiavoniのクリエイションに多大な影響を与え、今年で4シーズン目を迎える自身のコレクションでは、メンズウェアも加わり、幅広く活躍を続けている。

VIEW ARTWORKS

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Images by Simon Henwood, chains by Fannie Schiavoni 2010

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Images by Simon Henwood, chains by Fannie Schiavoni 2010

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Tour poster for Kanye West Glow in the dark tour. Designed and conceived by Simon Henwood.

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Lady Gaga photographed by John Wright for 'Q" Magazine.

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"R" logo designed for Rihanna's "Rated R" album campaign by Simon Henwood

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Rihanna - various video stills for the American music awards 2009 directed and designed by Simon Henwood

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Rihanna - Rock Star stills shoot for Tour book and VHI billboard posters 2010 by Simon Henwood

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Alice magazine - Cover artwork, published and edited by Simon Henwood 1997

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"Joey - Las vegas" 1997 - 100 x 140 cm Goache on paper by Simon Henwood (Collection of the artist)

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"Jonny - Las Vegas" 1997 - 100 x 140 cm Gouache on paper by Simon Henwood. (Collection of Larry Clark)

INFORMATION

タイトル: Black Sun (ブラック・サン)

アーティスト: Simon Henwood + Fannie Schiavoni

(サイモン・ヘンウッド + ファニー・スキアヴォーニ)

会期: 2010年11月20日(土) - 2011月2月13日(日)

会場: DIESEL ART GALLERY

住所: 東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1F

電話番号: 03-6427-5955

開館時間: 11:30 - 21:00

休館日: 不定休

キュレーション: Kimiko Mitani Woo / MW Company

協力: 

Bayeux Ltd.

ヴァージンアトランティック航空

芥川 尚子

Kimiko Mitani Woo / MW Company

http://www.mw-company.com/


インディペンデントアートキュレーター、アートプロデューサー。

Wieden + Kennedy Tokyoにてナイキの営業担当として勤務した後、2008年5月に独立。 Akasaka Art Flower 08、Nam June Paik Art Center Opening出品作家のマネジメントなどに携わり、2009年2月にMW Companyを設立、東京と上海を拠点に本格的なアートプロデュース活動を開始。既存のアートシーンの枠組みを超えた新鋭アーティストの発掘及びユニークな幅広い分野での作品発表の場をプロデュースし、東アジアのアートシーンの発展に努める。主な仕事は、DIESEL DENIM GALLERY AOYAMAでのアート展やGYREアートウィンドウの年間を通じたキュレーション、CCC(静岡市クリエーター支援センター)にてJENKINS展のゲストキュレーションやCREAMヨコハマ国際映像祭のPRなど。現在、上海でのプロジェクトなど勢力的に活動中。

INSTALLATION IMAGES

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Photo : KEN KATO

SIMON HENWOOD + FANNIE SCHIAVONI

SPECIAL INTERVIEW

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FannieとはRihannaの「Rated R」キャンペーンで、ステージ衣装を手がけた時に知り合ったんだ。6週間一緒に仕事をする中でたくさん会話を交わし、彼女のチェーン・デザインを見せてもらった瞬間から虜になったよ。「Black Sun」の構想は以前から温めていて、ドローイングを始めた当初は毛髪を用いて太陽を描いていたけれど、チェーンで表現することによりファッションの要素を取り入れようと決めた。コンセプトは極めてシンプルで、古代文明における太陽への崇拝を見つめ直すというもの。人類が今日に至るまで太陽にどれほどの力を与えられてきたのかというメッセージを込めているんだ。“Black Sun”は、コンピュータに向かっている間、外部の世界への意識が薄れがちになっている現代人の生活の中で忘れ去られた太陽を描いていて、その太陽は人々が見ている時にだけ輝いているというアイデアからきている。エジプト文明やマヤ文明に基づいたイメージを作り、そこには“太陽神”という思想を崩壊させた科学の影響も含まれているよ。今回の展覧会は、人々の反応そのものが見どころだから、僕も現地に行って確かめたいと思っている。作品を見ることで人生観が変わるような体験をしてもらえたら嬉しいね。

-- サイモン・ヘンウッド


今回は、DIESELのデニムにチェーンを施したコラボレーション作品も展示するの。遊び心があってロックテイストなDIESELのスタイルは、私が使っているチェーンにとても合うからデザインに没頭できたわ。さらに、インスタレーション作品にも挑戦したのだけれど、チェーンで作品を構築するには幾通りものアプローチがあるから、これまでの経験を活かすことができた。作品を彫刻的に作っていくにあたり、通常の100倍ぐらいのチェーンを使ったからボリュームや重さの問題もあったし、その分手間もかかる。けれど、こうした条件下でも美しさを損なうことなく作品を形成していくことは真の意味でのチャレンジになったわ。モデルを包み込んでいるチェーンは太陽の光を表現していて、ジュエリーというよりは、体と一体化させるような方法で見せているの。インスタレーションを写真に落とし込んだ時、チェーンが太陽光のように見えつつも、メタリックな表面がその光を吸収しているようにも見える。それに、チェーン自体が周囲から支配されることなく強烈な存在感を放っている。つまり、この作品においてチェーンは「太陽」のような存在であるのだと思う。

-- ファニー・スキアヴォーニ


※このインタビュー記事は+81 50号より転載したものです。


+81

http://www.plus81.com/


1997年創刊の東京発のヴィジュアル・マガジン。グラフィック・デザインを中心に、ファッション、写真、映像、音楽など、各号異なるテーマのもと、世界中のあらゆるクリエイティヴ・シーンを取材し、アーティストのインタビューと共に彼らのアートワークを掲載。誌面を構成する独自のエディトリアル・デザインは、多くのクリエイターたちから高い支持を集める。記事は全て和英バイリンガル表記で、日本のみならず、アメリカ、ヨーロッパ各国、アジア各国など、世界中の多くの国々で販売されている。また、写真で旅する旅行記『+81Voyage』、東京とNYのスペシャリストたちをキュレーターに迎えたアートブック『Tokyo Visualist』など、ムック版やスペシャル・エディションも不定期にリリース。さらに、クリエイティヴ・カンファレンス「Tokyo Graphic Passport」を2009年から開始。2010年には3331 Arts Chiyoda内にカプセル・コンセプト・ギャラリー「+81Gallery+Lab」をオープン、同時にインディペンデント・パブリッシング「+81Publishing」を始動するなど、複合的な活動を展開している。

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