ー東京ではここが音楽の制作スペースになるんですよね。
Yo-Sea:そうですね。4年前に上京して、自宅で練ったアイデアをここで形にしてますね。トラックメイカーから届いたビートの上に、まずはメロディーを乗せて、そこに歌詞を当て込む感じで曲をつくっています。いろいろトラックは聞くんですけど、冒頭の15秒くらいを聴いて「これはいいな」っていう曲にメロディーをつけています。なので、結構直感的なんですよ。多分それって、そのときの自分のバイブスとか気分がフィットする曲なんだと思うんです。
ーYo-Seaさんはどんなファッションが好きですか?
Yo-Sea:前まではいわゆるストリート系の服が好きでしたけど、最近はちょっと変わってきて。上下のバランスをズラして着るのが好きなんです。ちょうど今日のコーディネートみたいに、インナーは控えめにして、パンツにボリュームを持ってくるとか。そこにジャケットを羽織るみたいな。そういうのがいまの気分ですね。
ー「ディーゼル ライブラリー」はいまのYo-Seaさんの気分にフィットすると。
Yo-Sea:そうですね。環境に配慮しながらつくっているっていうのも、大事だと思うんです。自分のまわりの友達もそうしたことに敏感で、よく話を聞くんですけど、意識がどんどん高まりつつあるのを感じながらも、まだまだやることっていっぱいあると思ってます。ただ、ファッションでその入り口がつくれるというのはいいことですよね。
気に入った服は長く着たいって思うし、それはサステナブルのためっていうよりも、自分のために。それが結果的にサステナブルな活動に繋がればいいと思います。沖縄に住んでいた頃はよく海に出掛けていました。サーファーのコミュニティがあって、ビーチクリーンも積極的に参加していたんです。それは海が好きだし、海がないと困るからなんですよね。それと同じことがファッションでもできればいいですよね。